全国には、100前後の棚田バンク制度があります。NPO法人棚田ネットワークの最近の調査によると、まつだい棚田バンクが里親数、耕作面積共に全国一になったそうです。(3月16日地元新聞記事より)
2003年の大地の芸術祭年から、過疎高齢化で担い手が居なくなった棚田を維持する為里親(棚田オーナー)を募る同バンク。
当店の棚田米フリアンも同地区の田んぼの米から作っています。
ミツバチの先生が話しておられましたが、ミツバチを見なくなると自然が損なわれてきているのだそうです。ここはミツバチが居ないねーとも。そういえば、晩夏からあれほど見ていた赤とんぼもすっかり見かけなくなりました。開発のみならず、人の手が入らないと荒れるのでしょう。藤蔓の色はきれいですが、それが山肌に目立つのは林業が廃れて久しいからだとか。
知らない間に大切なものを失わないように生活に手を当て、心寄せて生きたいものです。